ITパスポートは3系で決まる
ITパスポートの合格条件は、1,000点満点で600点以上、かつ ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系のいずれも、1,000点満点で300点以上です。総合点が足りていても、 どれか1つの分野が300点に届かなければ不合格になります。 捨て科目を作れない試験なので、対策はここから逆算します。
3系のどれかを捨てられない
得意な分野で稼いで苦手を埋める作戦は、この試験では通りません。 3つの分野それぞれに300点の下限があるからです。 まず全体を薄く一周し、下限に届かない分野を見つけてから厚くするのが順序になります。
100問のうち8問は採点外
出題は100問ですが、採点されるのは92問です(ストラテジ系32問・マネジメント系18問・テクノロジ系42問)。残る8問は今後出題する問題を評価するために使われます。 どの8問が採点されないかは公表されていないので、受ける側には区別が付きません。 100問とも解くことになります。
出どころ: 情報処理推進機構「ITパスポート試験の基準・出題範囲」ほか。
配点が多いのはテクノロジ系
採点される92問の内わけは、ストラテジ系32問・マネジメント系18問・テクノロジ系42問です。 実際に出た問題を数えると、割合もほぼ同じでした。
| 分野 | 8回800問での問数 | 割合 |
|---|---|---|
| ストラテジ系 | 342問 | 31% |
| マネジメント系 | 141問 | 13% |
| テクノロジ系 | 636問 | 57% |
出どころ: minipassが収録した本試験8回を数えた結果です。
繰り返し出る語から手を付ける
分野の中でも、問われる場所は偏ります。各分野で最も問数の多い分類は次のとおりです。
| 分野 | 最も問数の多い分類 | 8回中 |
|---|---|---|
| ストラテジ系 | 業務プロセス | 51問 |
| マネジメント系 | サービスマネジメント | 42問 |
| テクノロジ系 | ハードウェア(コンピュータ・入出力装置) | 103問 |
用語をばらばらに覚えるより、この分類ごとにまとめて覚えるほうが早く点になります。 minipassのITパスポート道場では、収録した800問を分類ごとに並べ、 その分類で繰り返し問われた語を回数つきで出しています。
基準から逆算して決める順番
- 3分野を薄く一周する。深く入る前に、どの分野が下限に届いていないかを先に見つけます。 得意な分野を厚くしても、下限を割った分野は救えません
- 問数の多い分類から厚くする。同じ分野でも問われる場所は偏ります。 上の表の分類から入ると、少ない量で当たる問題が増えます
- 用語は単独で覚えない。語だけを覚えると、言い換えられた選択肢で落とします。 その語がどの場面で出てくるかと対にして覚えます
- 間違えた問題だけを翌日に戻す。100問を毎回通すより、 外した問題を日をまたいで思い出すほうが残ります
点が伸びないときの見直し方
模擬で総合点が届かないときは、先に分野ごとの点を見てください。 総合点だけを見ていると、どの分野が下限を割っているかが分かりません。
1つの分野だけが低いなら、その分野の問数の多い分類から埋めます。 3分野とも低いなら量の問題なので、1日の分量を増やすより毎日触れる日数を増やします。 用語は覚えているのに選択肢で迷うなら、覚え方の形が単独になっています。 場面と対にして覚え直すと、言い換えに強くなります。
毎日の分量を先に決めておく
通年受験なので、締め切りが自分では決まりません。 期間ではなく1日の量で決めるほうが確実です。 1問ずつ解く形なら数分から進められ、外した問題だけが翌日に戻ります。
分野ごとの進め方はITパスポートの学習ガイドに置いています。 受ける意味を測っているなら、 ITパスポートは何の証明かもあわせてどうぞ。
よくある疑問にお答えします
ITパスポートは何点で合格ですか。
1,000点満点で600点以上、かつストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系のいずれも、1,000点満点で300点以上です。総合点が足りていても、どれか1つの分野が300点に届かなければ不合格になります。
捨ててよい分野はありますか。
ありません。3つの分野それぞれに最低点があるためです。得意な分野で稼いで苦手な分野を埋める作戦は、この試験では通りません。
100問すべてが採点されるのですか。
されません。出題は100問ですが、採点されるのは92問です(ストラテジ系32問・マネジメント系18問・テクノロジ系42問)。残る8問は今後出題する問題を評価するために使われます。どの8問が採点されないかは公表されていないので、100問とも解くことになります。
どの分野から手を付ければよいですか。
出題数が最も多いのはテクノロジ系で、8回800問中636問でした。ただし3分野とも最低点があるので、最も多い分野から始めて、残り2つを放置しない進め方になります。
どれくらいの期間で受かりますか。
通年受験なので、期間より1日の量で決めるほうが確実です。1問ずつ解く形にすれば数分から進められ、間隔を空けて思い出す回数が増えます。
最終更新: 2026-08-23 / 数字は配信しているデータを実測した値です。