診断士は何歳からでも間に合う
中小企業診断士を検討していて年齢が気になるなら、 先に数字を見てください。令和7年度の1次試験で 合格者が最も多かったのは40代(1,236人)で、 40代以上の合格者は2,531人、全体の58%を占めます。 これは若い人の試験ではありません。
合格者が最も多いのは40代
年齢別の内訳は次のとおりです。申込・合格ともに40代が最も多く、 50代の合格者も973人います。
| 年齢 | 申込 | 合格 | 合格者に占める割合 |
|---|---|---|---|
| 20歳未満 | 166 | 12 | 0.3% |
| 20~29 | 3,579 | 574 | 13.2% |
| 30~39 | 6,828 | 1,227 | 28.2% |
| 40~49 | 7,360 | 1,236 | 28.5% |
| 50~59 | 6,181 | 973 | 22.4% |
| 60~69 | 1,893 | 300 | 6.9% |
| 70歳以上 | 204 | 22 | 0.5% |
出どころ: 中小企業診断協会の公表資料(令和7年度・1次試験)。 申込ベースの区分です。
実務経験がものを言う試験なので、社会人歴の長さはむしろ材料になります。 財務も運営管理も、仕事で見てきた話が土台になる科目です。
受験者数と合格率の実際の値
令和7年度の1次試験は、申込26,211人に対し受験18,360人、 合格4,344人で合格率23.7%でした。
見落とされがちなのは、申込と受験の差です。 1科目でも受けた人は21,678人なので、 4,533人は1科目も受けていません。 合格した4,344人より多い人数です。 落ちたのではなく、受けるところまで届かなかった人がこれだけいます。 合格率23.7%は全科目を受けた人を分母にした値で、 申込を分母にすると16.6%になります。
| 年度 | 申込 | 受験 | 合格 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 令和7年度 | 26,211 | 18,360 | 4,344 | 23.7% |
| 令和6年度 | 25,317 | 18,209 | 5,007 | 27.5% |
| 令和5年度 | 25,986 | 18,621 | 5,521 | 29.6% |
| 令和4年度 | 24,778 | 17,345 | 5,019 | 28.9% |
| 令和3年度 | 24,495 | 16,057 | 5,839 | 36.4% |
| 令和2年度 | 20,169 | 11,785 | 5,005 | 42.5% |
| 令和元年度 | 21,163 | 14,691 | 4,444 | 30.2% |
| 平成30年度 | 20,116 | 13,773 | 3,236 | 23.5% |
7科目を同じ力では回さない
1次試験は7科目あります。すべてを均等に勉強すると終わりません。 科目合格率は年度ごとに大きく動くので、得点しやすい科目から積むのが基本です。
| 科目 | 受験 | 科目合格 | 科目合格率 |
|---|---|---|---|
| 財務・会計 | 17,200 | 1,437 | 8.4% |
| 経営情報システム | 16,424 | 2,333 | 14.2% |
| 運営管理 | 15,467 | 2,229 | 14.4% |
| 経済学・経済政策 | 17,386 | 2,513 | 14.5% |
| 企業経営理論 | 14,409 | 2,486 | 17.3% |
| 経営法務 | 16,821 | 3,082 | 18.3% |
| 中小企業経営・中小企業政策 | 17,734 | 5,442 | 30.7% |
出どころ: 中小企業診断協会の公表資料(令和7年度)。 科目合格率は年度により入れ替わります。
複数年で取る計画を先に持つ
診断士の1次には科目合格制度があります。60点以上を取った科目は、 翌年度と翌々年度の受験で免除を申請できます。 つまり1年で7科目そろえる必要はありません。
- 1年目は4科目に絞る。働きながらなら、7科目を1年で仕上げる計画は崩れやすい
- 科目合格率の高い科目から取る。上の表を見て、その年に取りやすい科目を選ぶ
- 財務・会計は毎日15分。計算科目は間隔を空けると落ちるので、量より頻度で維持する
- 2年目に残りを回す。免除を使えば、2年目の負荷は半分以下になる
minipassを使わない場合も、この組み立ては同じです。 大事なのは1年で全部そろえようとしないことで、 そこを外すと、働きながらの受験はほぼ確実に途中で崩れます。
診断士道場を使うとどうなるか
minipassの診断士道場は、7科目を科目ごとに切り分けて、 出題の多い論点から順に並べています。1問ずつ解いて、外した論点だけが翌日に戻る形です。 科目ごとの到達度が出るので、どの科目が免除に届きそうかを見ながら進められます。
進め方の詳しい話は診断士の学習ガイドにあります。
よくある疑問にお答えします
中小企業診断士の受験者数は何人ですか。
令和7年度の1次試験は申込26,211人、受験18,360人でした。
中小企業診断士の合格者数は何人ですか。
令和7年度の1次試験は4,344人が合格し、合格率は23.7%でした。
中小企業診断士の受験者の年齢層は。
令和7年度の申込で最も多いのは40代です。合格者も40代が1,236人で最多でした。40代以上の合格者は2,531人で、全体の58%を占めます。
何歳からでも間に合いますか。
年齢で不利になる試験ではありません。令和7年度は60代でも300人、70歳以上でも22人が合格しています。
最も難しい科目はどれですか。
令和7年度の科目合格率で最も低いのは財務・会計の8.4%、最も高いのは中小企業経営・中小企業政策の30.7%でした。年度により入れ替わります。
最終更新: 2026-08-23 / 数字は配信しているデータを実測した値です。